飼い方 | ||
クリオネは流氷の下で生きています。 水温でいうと5度以下、3〜4度が適温と言われています。 冷蔵庫の中で育ててあげるのがよろしいかと思います。 エサに関してですが、クリオネはミジンウキマイマイしか食べないと言われていますが、 一生に1度しか食べないという説もあり、はっきりしたところがわかっていないのが現状です。 エサなしでも冷所で新鮮な海水で育ててあげれば1年以上生存している実例もあります。 つまり、クリオネは冷蔵庫の中で新鮮な海水で育ててあげれば誰でも飼育することが できるのです。 クリオネはえら呼吸ではなく体の表面より酸素を取り込んで生きているため、酸素たっぷり の新鮮な海水が必要です。 生き物ですので糞や細菌等の汚れが発生して生育に良くない環境になりますので、海水を 適時、お取り替えになることをおすすめします。 飼育する海水の量はクリオネ2匹につき1リットル程度の割合が、良い環境であるようです。 (海水交換は、1リットルに2匹入れて育てた場合、2週間から1ヶ月に一度程度を目安 としてください。) 海水交換の際は、元の容器の水温と交換する海水の温度を同じ水温にして、容器の3分の 1程度づつ、何回かに分けて交換してください。 交換用の海水は、オホーツク近海で育ったクリオネですので、やはり育った地区の海水が 適しているように思われます。 ※海水は別売りです。 まだ謎の生物で生態が詳しくわかっていませんので、ご自身で色々お試しになるのも楽しい かもしれません。 <クリオネが動かない時> まれにクリオネが動かなくなるときがあります。 横になってる状態のときもあれば、丸くなって動かないときもあります。 でもこれは、クリオネが死んだのではなくて、クリオネが休んでいるだけなのです。 完全に死んだときは、手足が完全に無くなり小さな丸い粒になるか糸状になります。 それ以外の時は、死んだ状態とは言えず、死んだふりをして休んでいるだけなので静かに 見守ってあげましょう。 そういった状態の時でも、海水の交換は必ず行ってください。 |
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